平成29年5月27日(土)に、郡山駅前にある郡山市民プラザ(ビッグアイ郡山内)を会場に当学科の卒業生を対象とした卒後研修会を開催いたしました。
講師には当学科1期生の寺門貴先生(茨城県・志村大宮病院茨城北西総合リハビリテーションセンター 科長)をお迎えし、作業療法士の現場でトピックとなっている「地域包括ケアシステム」について、先生の所属先の実践を交えたお話をご講演いただきました。
土曜日の午後は業務でお忙しいと思われましたが、1期生から今春卒業の15期生まで、多くの卒業生が参加しました。
当学科は今春入学生が20期生となり、これまでに福島県内・外の病院・施設を中心に400名を超える卒業生を送り出してきました。卒後教育研修会は、知識・技術の習得だけでなく、臨床現場に従事して抱く悩みや疑問等を多地域で活躍する先輩や後輩などに相談できる「繋がり作り」も大切な目的と考えております。
参加者からは「同期の頑張っている講演が聞けたのは実りがあった」などの、また卒後1~3年目の卒業生からは「他の研修や資料で聞いたことはあるが、具体的なイメージが持てた」などの感想が寄せられました。
専門職養成校の役割は、専門職として就職することだけでなく、卒業後の卒業生の成長に寄与できることも期待されております。
今回の教育研修会開催にあたり、卒業生の中からも実行委員としてご協力をいただきました。実行委員の皆さまにこの場をお借りして御礼申しあげます。
そして、お忙しい中ご講演いただいたご寺門貴先生、参加してくださった卒業生の皆さまにも御礼申しあげますとともに、次回のご参加もお待ちしております。
作業療法学科教員一同