作業療法学科2年生で開講される「作業療法評価・測定論」の授業をご紹介します。
評価とは大きく分けると①対象者(リハビリを必要としている人)がどのようなことで困っているのかを分析する②実際に介入した結果どのように変化したのかを知る、という2つの役割を持っています。
今回は、生活行為を行う上で重要な上肢機能検査(手がどのくらい使えるか)についての評価方法の実技を実施しました。私たちが何気なく使っている手の機能も、障がいを抱えると「つかむ・握る・つまむ・物品を操作する」といったことが難しくなります。
主体的な生活行為を支援するためにも、手の機能を知ることはとても大切なことになります。
3年生になると評価実習という3週間の学外実習があります。
そこでは、評価が、その後の作業療法を展開する糸口にもなる重要な実習が展開されいます。
対象者に貢献できるように、臨床の場で役立つ力を確実に身につけています。