11月26日(日)に開催されました「福島県作業療法学会」に作業療法学科3年生が参加し、演題発表をしてまいりました。
近年の医療ではエビデンス(根拠)に基づく実践が重要性を増しています。そのためには、日々作業療法を実践する作業療法士が研究し、作業療法の効果を示していく必要があります。
本年度は以下の4つの演題を発表しました。
①「非利き手の書字練習方法の比較~所持の把持フォーム間の分類間差~」
②「走行路面の違いによって、車椅子操作の身体的負担は変化するか」
③「視覚的手がかりを用いた教授方法の違いによる作業効果について」
④「地域に暮らす精神障害者のリカバリー~友人関係動機付け・社会関連性との関連について~」
発表では臨床に従事されている作業療法士の先生から質問やアドバイスをいただき、緊張しながらも貴重な機会となりました。
学会では諸先輩方の発表を拝聴するほか、先日本校でもご講演いただいた日本作業療法協会理事の村井千賀先生のご講演、福島県立郡山支援学校の猪俣裕さんのお話を聞き、「可能性に挑戦する作業療法」の素晴らしさについて再認識いたしました。
貴重な機会をくださいました福島県作業療法士会様をはじめ、関係者の皆様に、この場をお借りして感謝申しあげます。