1年生の後期臨床実習が終わりましたので、その報告会を行いました。報告会はグループに分かれ「実習目標を達成するために」と題して、実習で取り組んだことを、考察を踏まえて発表しました。その中で改めて介護を必要とされる方とのコミュニケーションの大切さ感じたようです。介助時の声掛けや日常的な声がけをする際に何を話したらいいのか、困ってしまう場面があったようですが、実習指導者や実習担当教員からのアドバイス等を受け、無事に終了することができました。
実習報告会後、在校生と卒業生の交流会を行いました。今年度は、介護福祉学科、理学療法学科、作業療法学科3名の卒業生をお招きしお話いただきました。
講演してくださった卒業生と演題を紹介いたします。
●演題「卒業生から在校生へ」
一般財団法人脳神経疾患研究所
介護老人保健施設ゴールドメディア
介護職 遠藤 奨様(介護福祉学科 第15期生)
●演題「施設経営者として介護福祉士に求めること」
社会福祉法人
特別養護老人ホーム 花音
施設長 佐久間 崇様(理学療法学科 第2期生)
●演題「チーム連携での介護福祉士に求めること」
医療法人社団 慈水会
デイケア はなみずき
所長 加藤 学様(作業療法学科 第7期生)
ベテランの域に達した卒業生から在校生へ、それぞれの立場からお話を頂きました。今回は、理学療法学科と作業療法学科の先輩からも介護福祉士に必要なことやチームケアでの重要性について、とても貴重な話を聞くことが出来ました。学生は耳を傾け真剣な眼差しで「きく」姿が見られ、介護福祉士としての視野が広がることを期待しています。
この場をお借りし、講師を務めてくださった卒業生の皆様へ心から感謝申し上げます。