1月29日（月）にCAPこおりやまの先生方をお招きし、特別講義「CAPおとなワークショップ」を開講していただきました。
この特別講義は、こども未来学科の２年生が受講しました。
CAPとは「Child（子どもへの） Assault（暴力） Prevention（防止）」の頭文字をとったもので、子どもたちがいじめ、痴漢、誘拐、虐待、性暴力といったさまざまな暴力から自分を守るための人権教育プログラムです。
講義では、人が生きるために大切な「安心」「自信」「自由」という３つの権利についてのお話がありました。「安心！」「自信！」「自由！」と声を出すだけでなく、それぞれの権利にポーズがついており、子どもたちも楽しみ・親しみをもちながら参加できることを、体験を通し実感した学生たち。
また、権利を奪われた場面のロールプレイではスタッフの方たちのよる演技で、権利の大切さ、奪われた時の対処法を学びました。学生も実際に子ども同士のいじめの演技に入り、疑似体験をしました。
子どもたちとの会話の中や行動には様々なメッセージが含まれており、保育士はその子どもの心の内側にあるサインに気付くことができるようにアンテナを高くしておく必要があるということを学びました。
春から保育士になる学生たちは、特別講義を通して子ども一人ひとりの権利を守っていくことの大切さを改めて感じました。
CAPこおりやまの皆様、この度は誠にありがとうございました。
